境 港
境港市は米子市に隣接し、国引き神話で有名な弓浜半島の尖端に位置します。対岸の島根半島の間に境水道があり、日本海と内海である中海をつないでいます。
境港市観光ガイドはこちらです。

JR境港駅は境線のターミナル、駅舎の上に灯台がのっています。

境港は隠岐航路の起点になっています。

水道の向こうに島根半島が見えます。このあたりには海運会社・水産会社・造船会社など海と関わった企業が集中して独特の雰囲気があります。新鮮な水産物を食べさせる店もたくさんあります。

駅前から水木しげるロード(鬼太郎ロード)が続いています。
鳥取県には漫画の主人公をテーマにした町おこしに「「コナンの里・大栄町」があります。ところで江東区にはのらくろードがありました。

家内はねずみ男と友達になりました。

水木しげる記念館があります。妖怪ってこんなに沢山いるのですね!僕たちの生活と深く関わっていたようです。でも住宅や家庭環境の変化で妖怪も住みにくい世の中になってきたかもしれません。


妖怪神社、、、いったい何をお願いしたら?!

お台場は桜の名所、古い灯台もあります。幕末に全国に作られたお台場のひとつです。

水木しげるロードにいた猫さんたち。手前の股掃除中の雌猫に興味を持っている雄猫が茂みから覗いています。余裕のポースの雌猫さんもまんざらではなさそうです。
 
海とくらしの資料館:水のない水族館というコピーの通り、海の生物の剥製が沢山あり、美しく展示されています。魚の剥製ってこんなにきれいなのかと驚きます。右は長さが2mを超える巨大なマンボウです。おちょぼ口がとっても可愛いです。ところで僕は若い頃、どくとるマンボウ航海記が大好きで何度も読みました。外国に対するあこがれもこの本から始まっているかもしれません。
 
アジア博物館・井上靖記念館:染料メーカー大手のダイニッカがやっているらしい。左の写真のように館内には遊歩道があり、染色用の様々な植物が植えられている。温室もあり、まさに「染色用植物の植物園」です。またこの地域の特産・浜絣の展示や実演もある。特にすばらしいのはペルシャ錦のコレクションで一見の価値があります。正確には境港市ではなく、米子市大篠津町になります。


1997年、境港でジャパンエキスポ・夢みなと博覧会が開催された。その時に建てられた夢みなとタワーは今も残っている。タワーから眺める弓浜半島の松林とその上に浮かぶ伯耆冨士・大山の姿はとても美しい。

弓ヶ浜は米子から境港まで続く砂嘴、国引き伝説の国(島根半島)を引っ張る綱にあたる。弓ヶ浜の弓は弓状の姿からという説と黄泉の国からという説がある。実際にこの地区には夜見という地名が残っている。写真でピンクに見えているのは浜昼顔です。群生しているところもあります。
境水道大橋
昔は小さなフェリーでわたっていました。美保関側の真下から見上げたところです。
江島大橋
2005年4月に歩いて往復しました。

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