尾道 (2000年11月23日


尾道は、北前船の寄港など古くから貿易港として栄えた。ちょうど神戸をミニチュアにしたように海沿いに東西に細長い町で、急な山を後背地としている。戦災にあわなかったため、細い路地や坂道そして古い建物やお寺など昔ながらの町並みがよく残されている。そこに住む猫も人も優しくて、まるで街ひとつが「ひだまり」のような、ほっとしたぬくもりのある街です。

町並み:迷路のような細い路地が続く。住民同士の物理的な距離も、心と心の距離も、きっと近いのですね。町を歩くと沢山ボランティアのガイドさんがおられます。みなさんとても親切な方です。最近はテレビで紹介されたのですが「ドビン君」というボランティアのガイド犬もいるようです。

二階井戸:人々は平地が乏しいので急な傾斜地に寄り合って暮らしています。そのため縦方向の二軒の住宅で、ひとつの井戸を共有します。暮らしの知恵ですね。



尾道で出会った猫さんたち



光明寺にいた猫さん

この路地で、約4名の猫さんがこちらをうかがっています。



墓地にいた猫さん

屋根の上で子猫を慈しんでいるお母さん猫さん


よっぽどお出かけが好きと見える。


声をかけたら、股掃除の途中にフリーズしてしまった猫さん
 
招き猫美術館と小梅ちゃん(猫のページにも同じ写真を掲載しています。)
横浜の猫の美術館はこちら!



尾道の名所巡り


持光寺、ちょうどお葬式をしていたので門で失礼しました。


光明寺にある横綱陣幕久五郎の石碑と蟠龍の松


宝土寺

天寧寺の三重の塔
元は五重塔だったらしい。


妙宣寺
 
おのみち文学の館の「文学記念室/林芙美子記念室」


志賀直哉旧居、志賀直哉は山陰にも関係が深い。大山は暗夜行路の舞台になっているし、「城之崎にて」は山陰の温泉を舞台にしている。

慈観寺

タイル小路、映画「時をかける少女」のロケ地

御袖天満宮、この石段は映画「転校生」のロケ地

千光寺新道


千光寺ロープウェイ


文学のこみち、ロープウェイで上がって、この路を下るのが賢明。

千光寺


千光寺公園から尾道水道・瀬戸内海を望む。


西国寺、仁王門にものすごいワラジがかけてある。
 
浄土寺、聖徳太子の創建と伝えられる古いお寺。家内が鳩豆をあげると大変なことになりました。


おのみち映画資料館


海辺の遊歩道。尾道水道の向こうは向島。ずっと向こうにしまなみ海道の橋が見えます。

素朴な商店街

食事は、「青柳」で「オコゼの唐揚げ」と「ウニご飯」を頂きました。



日本の小さな旅に戻る